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百姓ノ孫

じいちゃん、ばあちゃんの土地、離れ、古い道具を守り、大切にし、田畑を耕します。なるべくありのままの百姓生活を綴ります。
「新町農園」の「新町」(sinmachi)とは、じいちゃん、ばあちゃんの苗字を拝借し名付けました。
『祖父母が生きているうちに丁寧な生活を継ぐ。』2014年5月祖父他界。間に合ってよかった。毎週月曜日に更新中!

【第330話】祖母の丁寧な暮らし

妹が出産し産後の面倒を見るため愛知に向かい約3週間家をあけることになった母親。
祖母が一人になる心配事はつきないが、毎朝6時に起床し自分のごはんをつくり日がのぼり
暑くなる前に庭の草をとり日が沈む前の涼しい時間帯にまた草をとる。
娘がいない寂しさはあるみたいだがそれ以上になんだか楽しんでいる。
私は冷蔵庫に入れない主義だとつぶやきながら前日の夜ごはんのおかずに
茶碗をのっけて翌朝食べるのだ。冷蔵庫もラップもない時代を知っている祖母。
平日時間があるときに泊まりにいって話を聞いている。俺おばあちゃん好きだなあ。
だから宮崎に来たのかもね。

4月中旬から地道に転卵しふ卵器でふ化させたニワトリの赤ん坊があれよあれよと
死んでいき全滅。あーあ。寒暖の差が激しすぎた温度管理の失敗と衛生面
を怠ったのが原因のようだ。人間が連続で6人も死んだと思ったらぞっとする。
命の大きい小さいでいつのまにか平気になっている自分にがっかり。
虫たちが野菜を食べようとしていたら手でつぶすし時にはたまごを
ゆで卵にして食べる。野菜たちにだって命があるんだというときりがないが
せめて生かしてもらっている感謝を込めて手をあわせないと。
生き残りのチャボとウッコケイのメスが卵を抱きだしたので有精卵を買ってきて
そっと抱いてもらった。頼むよ。

南九州が梅雨入りした。梅雨前に終わらせたい仕事の半分はなんとか片づけた。
例年よりいいペースなのかな。自家用の麦は50キロほど菜種は5升は油がとれる
だろうか。野菜を育て、コメを育て、麦、菜種、大豆を育て毎日作物のことしか
考えていないと言えるぐらい頭の中をぐるぐる回っている。
おかげで梅雨入り前の野菜たちの成長は上々。水はけ対策をして生理障害に対応。
今年は雨の中少しでもできる作業をすすめていこう。夏はすぐすこ。
秋冬野菜たちのことを考える。常に逆算だ。


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  1. 2018/06/04(月) 00:00:00|
  2. 第1話~第12話
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【第329話】年俸と手帳を公開した彼女

東京からの旅人みなちゃんが帰っていった。都会の暮らしに疲れ宮崎移住を夢見ての旅。
誰にも教えてない年俸を教えてくれ、誰にも見せない手帳を見せてくれた。
こちらがちゃんと心を開ききっていれば相手も心を開いてくれる。
土の上に立てば上下関係がなくただの「人」としての会話ができる。
そこには無理するでもなく気を遣うでもなく自然体の姿がある。
お金の話はご法度と親や先生から教え込まれたけど、この話をすればすぐフラットになる。
生きるために必要なものは何なのか。
宮崎での旅が何を意味していたのか。都会の生活にうもれて忘れませんように。
いつでも待ってるからね。

ラジオから流れてくる天気予報に「雨」というフレーズが多くなっている。
例年通り5月末には梅雨入りか。この時期は忙しい。
5月上旬の定植祭りがひと段落したと思ったらできれば梅雨前に収穫を終えたい
「麦」「菜種」たち。雨の貴重な晴れ間に朝5時から必死に動いたが
逆算の脳みそが「OK」と言わない。半分あきらめていたところでようやく「OK」を
もらう。天からふとおりてくるような野菜たちの言葉。最近少しずつ分かるようになってきた。
なんとか夜19時頃までやり遂げた。麦は半分脱穀を終え半分は育苗ハウスの中
菜種は大部分を残した。次の晴れ間まで待っててね。天気には逆らえない
百姓の運命。

気が抜けたのか頭と喉がいたくなってしまった。
お腹がすいていないのに玄米を食べ過ぎて体調悪化に拍車がかかる。
東京からきたみなちゃんを駅まで送り、家族で縄文の森に行き
久しぶりにルリと遊ぼうと思ったが終始ぼんやりしていて
思考停止が続く。家に帰るとすぐ布団へ。15時から夜まで
ずっと寝て夜ふと起きてシャワーを浴びてまたお腹がすいていないのに
たくさん食べてしまう。そして体調悪化。アヤノちゃんに怒られ
翌日は夜まで何も食べなかった。少しよくなっていく。
あきらめようといいながらあきらめがつかない性格が
気をはりすぎているのだろう。もう少しリラックスして肩の力を抜いて
畑にでてごらんよ。というメッセージだなあ。

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  1. 2018/05/28(月) 00:00:00|
  2. 第1話~第12話
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【第328話】別れがあり出会いがある

久しぶりのウーファーは東京から。大都会に生まれIT関係の仕事をしてきた彼女は
中島正さんの「都市を滅ぼせ」から始まり、冷え取り、デトックス、玄米菜食といろんなことに
気づき、出会ってきたらしい。初めて千葉の有機農家あちさんに会ってすすめられた本が
頭寒足熱冷え取り健康法だったっけ。2年前にアヤノちゃんのおかげで体を温める食べ物を
意識して重ね履きをして昨年からはだいぶ冷えがなくなってきた。自分が冷え性とわかったのが
30代後半から遅いのか早いのかわからないけど体が反応してくれるのはうれしい。
温泉好きな彼女に薪風呂を炊いた。ルリが「家でお風呂は久しぶりだね。」と。着々と
会話ができるようになってきた。どんな一週間になるのかな楽しみだ。

地域のリサイクル活動バザー大会が無事終わった。有志で地元を支えている壮年部の活動のひとつだ。
昨年から会長をつとめ、ある程度の責任があるため充実感もあるが緊張感もある。
僕たち家族が地域に溶け込むためにはこういう活動に積極的に参加することが大切だと思っている。
それぞれの個性、価値観が多様化している今の時代に協力し合うところでは手をとりあう。
昔のスタイルがここにあるから。TVがなくて、発泡酒がのめなくて、たばこの煙が苦手で。
そんな僕を「贅沢な口しているね。」の一言だけで受け入れてくれる。
ありがたい。地域の文化が途絶えるまえに引き継いでいこう。
味噌づくりと一緒だね。

春先に話がこじれてしまった田んぼ。別れがあれば出会いがあり同じ町で数年無農薬でお米づくりを
している母親と同級生から誘われた。全部で5反。今までの倍の大きさだが、苗は箱で
植え方は機械で頭に描く仕事量がこんなにも違うのかと文明の利器に感動する。
60度のお湯に10分。塩選別はアヤノちゃんの担当。高熱処理の土を購入しもみを水につける。
さあ始まるよ。新しいお米づくり。野菜とお米がつくれる幸せ。かみしめます。
探しているものは意外と近くにある精神。

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  1. 2018/05/21(月) 21:34:00|
  2. 第324話~第336話
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【第327話】死と誕生と命の意味。

ナス、ピーマン、サトイモ、キュウリ5月に入り気温、地温が上がってきたので早く畑に
うつしてやりたいという気持ちが落ち着かない。昨年風が強すぎる中、定植したためとても
可哀そうなことをしてしまったことを思い出す。その反省にと毎日のように晴れた日、
風がない日をチェックするがベストなタイミングが現れない。雨が続いた次の日少し弱い
風だったので満を持して畑に野菜たちを植え付けると連日、日が当たっていない中
急に強い太陽の光にあてられてとても嫌がっている。本当にささいたことだが1月末から
育て上げている苗たちの気持ちにもっと寄り添わなければ。なんとか根付くんだよ。
毎年勉強。

久しぶりにアヤノちゃんと衝突。アヤノちゃんが体調を崩したため外で2回連続で
インド料理を食べに行きお土産がなかったことが原因。お金をもっと大事に。
私は私的に使っていない。稼ぎが少なすぎる。クロウドの面倒をみてくれ。
でるでる普段たまっているねむっている気持ちが。以前だったらなんでその場その場
で正直に言わないのかと更に喧嘩がエスカレートしていたが感情的な状態を真に受ける
と損をすることを学びどこか落ち着いていた。砂糖をぬいていたのもよかったかも。
ちょっと時間をおこうと畑にいき散水して帰宅すると落ち着いていた。
仲直りが早くなったね。ともに頑張って生きていこうね。

すい臓がん末期で入院していると父親の弟の奥さんから電話が入ったと母親が
動揺していたのが5月の連休中。急いで行ってもチケットがとれないから連休明けて
から一緒に行こうと一度気持ちを落ち着かせた。そんなタイミングで一番下の
妹に赤ん坊が生まれた。久しぶりにつきつけられる「命」の意味。
フェリーにのり宮崎、神戸、和歌山、愛知の弾丸ツアー。
ベッドに横たわるおじさんは思った以上にプラス思考で「家に絶対帰る。」
せき込みながら言った言葉にこちらから何を話そうか迷っていたのが馬鹿馬鹿しくなった。
「宮崎で待ってるよ」と伝えその場を去った。そこから車で4時間。まだ3kにも満たない
新しい命に出会う。一歩(いちほ)いい名前だね。ルリとクロウドとのセッションが楽しみだ。
おじさんは田舎でまってるよ。

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  1. 2018/05/14(月) 21:27:00|
  2. 第324話~第336話
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【第326話】温泉時間見直そう。

畑三昧のGWではとても可哀そうだとタイミングよくワークショップが開催されていたので
家族で出かけた。自分たちで木を伐採しその木を家で乾燥させスプーンやお皿に加工し
それを持ち寄ってBBQしようという企画。今回は電動工具を使ってスプーンを作る段階。
やすりの使い方をすこしできるルリ。初めての電動工具を使い集中して型をつくる。
家のすぐ前が海でその先は桜島という最高のロケーションでGWの渋滞に巻き込まれずいい時間だった。
雨をふらしてくれてありがとう。

見直そう。いつも何かを見直そうとして口に出しそのままになることが多い。
「元あった場所に戻す」仕事道具も本もおもちゃも家族で練習中。
数年前にはまっていた温泉の時間を大切にすることを新たに見直そうとしている。
温泉天国と言われてる霧島がすぐ近くにあるというのになかなか出向かず疲れがたまる。
陶芸家かんちゃんにおしえてもらった安楽温泉に行った。昔ながらの湯治場で湯から
あがると挨拶と会話がある。アヤノちゃんは大満足。温泉時間見直そう。

味噌が梅雨までもたない。味噌汁だけでなく調味料、漬物、豆腐チーズと多岐にわたり
使用するため消費が早い。調味料に塩と醤油しか買わない我が家にとっては生きるために
必要なものだ。毎年祖父の命日であるこどもの日に1回味噌を仕込んでいる。
今回はもち米を使い大豆は全量沖縄の在来大豆を使った。アヤノちゃんの父親と
娘さんが来て家族だけの静かでにぎやかな味噌づくり。
大豆レボリューション2018募集開始しました。詳しくは→コチラ
いまこそこれからは種まきから始める時代。

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